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①自己否定をやめること
自己否定には強いネガティブなパワーがあり、いくらそれまで健康的な生活をしてきてもネガティブな言葉や自己否定の毒により瞬く間に健康が害される恐れがあります。
自分を肯定するかしないかの前に、自己否定をやめることが大切になります。
たとえ失敗をしても自分がダメだと思わずに、失敗を否定も肯定もせずに失敗をするのも自分だと考えることで自分を認めることが大事になります。
失敗をするのも私だと現状をあるがままに受け入れることができれば、ネガティブな感情が静まってくると考えられます。
ありのままの自分の価値を認めることで自己肯定感が高まり自分を抑制することが無くなるので、ストレスに悩むことも少なくなると思われます。

②人や場所などイライラするものから距離を置く
ポジティブなものや時間、考え方を増やす前に、ネガティブなことを考える原因や自己否定に陥るきっかけになるものを減らすことが効果的です。
自分に合わない人、場所などから身を引くのは、逃げではなく自分自身を取り戻すために必要なことだと考えられます。
動物でも植物でも地域によっては生きていけない場合があることと同じで、人間も環境によっては生きていけないほどの影響がある場合もあると思われます。
自分に合わない人や場所などで距離を置くことができるものであれば、すぐに距離を置くことが賢明な対処法だと思います。
今すぐでなくても、距離を置く方法を考えて距離を置くことを工夫することでイライラが解消される場合もあります。
③受け流す技術
自分に合わないものと距離を置くと言っても、仕事の関係や家族であることなどの理由ですぐに距離を置くことが難しい場合もあると思われます。
そのような時には受け流す技術が有効な場合があると考えられます。
たとえば自分の批判をしてくる場合は反駁を加えることをせずに、「貴方はそう思うのですね」と相手の立場を尊重しながら受け流します。
自分に干渉してくる人に対しても、「ご心配してくれて感謝します。自分の考えでやってみたいと思います。」というように相手の意見を聞きながら受け流す方法です。
批判や干渉について過剰な反応をしないで、失礼がないような形で受け流すことによって相手を傷つけることもなく自分も疲れずに済みます。
④自分の生き方を常に考えて、自分のスタンスで生きる
自己肯定感を高めるには相手の期待に応えることばかり考えるのではなく、自分で自分の期待に応えてあげる自分の生き方に対する考え方やスタンスが重要になります。
相手が喜ぶことばかりではなく自分が喜ぶことをやることが自分の生き方の軸を作ることになり、自分の考えやスタンスを保つことにもなると思います。
基本的には自分は自分で他人は他人であるけれどもお互いが偶然分かり合えることも意義があると思うことで、分かり合えなくても素晴らしいと考えることができます。
自分の生き方を常に考えて自分のスタンスでの生き方をするとともに他人の生き方も認めることができれば、日常的に葛藤の少ない生活ができる可能性が高くなると思います。
⑤自分の一番の味方の自分自身との信頼関係を築く
自分自身は自分の一番の味方である存在です。生きている限り自分との関わりが無くなることはないので、自分自身との信頼関係を築くことが重要になります。
自分自身との信頼関係を築くためには、自分の本当の声を聴いて自分を束縛しないで喜んでやりたいと思うことをやることが大切です。
また常に自分と向き合って、失敗した時や辛い時も悪く考えずに自分の生き方の状態として受け入れて大事にすることが必要です。
人間は孤独に耐えることが苦手でいつも誰かとつながりを持ちたいと思っていて、つながりが感じられないと心身に悪い影響が出ることも考えられます。
そこで自分が自分自身の味方になり信頼関係を築くことができれば、最強になります。
⑥自分の生き方やあり方、好きな人や場所、時間で生きる
自分の生き方やあり方は多くの人や環境とのかかわりで絶えず影響を受けているので、常に自分と対話をしながら自分の生き方やあり方を反芻することが重要です。
また自分の好きな人や場所を選ぶことや、趣味や嗜好などでお気に入りの時間を過ごすことが自己肯定感を高めることに効果的だと思われます。
自分の生き方やあり方を確認するには、日記をつけることが効果的だと考えられます。自分の本当の声と対話するには、その時の自分の素直な気持ちの吐露が不可欠です。
好きな人や場所、時間は自分の生きる年齢や時期で刻々と変わるのでそれらを記録する日記は大事で、趣味や嗜好なども自己肯定感の高まりにつながる時間の過ごし方だと考えられます。
⑦自分のやりたいことを考えて、今の人間関係を大事にする
自己肯定感の高い人は、現在はどうにもならない過去や自分だけではどうしようもない人間関係は考えずに今の自分や人間関係を大切にします。
今自分にできることを考えることで、人間関係がスムースになり自己肯定感も高くなっていくと思われます。
他人の目を意識した何かをすべきではなく自分ができるだけやりたいことを考えて実施して、できなくても自己否定をしないことが重要です。
また本当は自分が何をしたいのか問いかける癖をつけていつも考えることが、自己肯定感につながると思われます。
自分が考えて行動することを許容して失敗を受け入れる自分がいることが、自己肯定感につながって他人を許容して受け入れることにつながると思います。
